2018年8月13日月曜日

MGT#0140 Two Sisters - Appendix - 3

お盆です。
あの姉妹も 何処かのお宅に 戻って来ています。

なので、 ノスタルジックに、
再登場して戴きましょうか。 :) 。
そうそう、 GIF アニメもあります。 ;)  。
p:2.




お盆。
懐かしい方々が お傍に お戻り かと。

と言う事で、
古の雰囲気を残す 絵 に 衣替え して、
再び、ご登場とさせて戴きましょうか?。  あの姉妹にも。


大昔の写真 と言えば、
まぁ、普通は、 白黒 が 通り相場 でしたが、
最近は、どうも、違う様でして ... 。

皆さんのご仏壇に添えられたあの方々の ご遺影 も、
嘗ては、白黒写真 と相場は決まっていましたが、
( 更に、数代遡れば、ご遺影 そのものもありませんし )、
今のご時世、白黒写真を探す方が難しいでしょうね。

それ故、最近、ごく普通のお写真のケース が殆どでしょう。
( 態々、カラーを白黒風にするケースも稀でしょうし。 )

でも、個人的には、カラーだと どうもピンと来ない! のです。
やはり、白黒じゃぁないと、 妙に 生々しくて ... 。


そう、嘗ての、カラーではなく、白黒の時代に、
色を着色して、 雰囲気を出す手法がありました。
所謂、 天然色写真とか、着色写真とか、と呼ばれる アレ ですね。
白黒に部分的に色を塗り絵して、自然な感じに見せ様と工夫したものです。

また、カラーでの撮影が可能になっても、
どうしても、時と共に、色が退色してしまいます。
殊に、初期のものはその傾向が顕著です。
褪せてしまったカラー写真。

色褪せて、薄めになった配色は、写真に限らず、様々なものにも見られます。
彩度の低下したこれらのものは、
ある意味、独特な雰囲気を持って眼に飛び込んで来ます。


嘗ての色を想像する楽しみ。
例えば、
建築物の創建当時の極彩色に彩られた想像図に 驚いた経験 はありませんか?。
おう、こんな だったのかぁ! と、ね。

いえ、 写真では こうです。
人の顔と認識するや否や、 極、自然に、色を補い出す私たちの脳!。
灰色の肌の人は ... いませんからね。

自分の脳に刻まれた記憶と異なるのが分かった瞬間、
補正を始め出す、 この素晴らしい機能!。

そうやって、脳の中で補われた結果は、
ある意味、
写実的に正確に記録された画像より、
更に、奥行きの深い、自分の記憶に忠実な姿 なのかも知れません。
その意味で、写真は、記憶を呼び起こす きっかけ に過ぎません。


白黒とカラーの 間 。
これは、実は、とても面白い色空間 なのかもと、最近、思い出しています。



前置きはこれ位にして、
見て戴きましょう。


色褪せた 絵 で。






彩度低下で、独特の雰囲気が浮かび出します。
その程度が低いうちは、冴えない色彩なのですが、
ある程度を越すと、急に、雄弁になって来ます。
絵 曰く。

  さぁ、鑑賞者よ!。 色を自分で補え! と。
或いは、 思い出せ! と。

色を抜く前の姿 を知っていれば知っている程、
 ハッキリと色が浮かぶ筈なのですが ... 。



次は、
数秒刻みで変わる絵のアニメーションです。
滑らかに変化させる動画では味わえない 妙味 をご覧下さい。






言われ無く共、勝手に、補完し出してしまうのが、 顔の部分。
実際の彩度を自動補正する仕組みが 頭の中で 働きます。
俗に言う、 色を感じる白黒写真 と同じ錯覚が起こります。

それをこの GIF アニメ で実感して下さい。
完全白黒化直後に、顔の部分に、肌色を感じませんか?。
しかし、直ぐに、肌色は消え、淡い灰色に見えて来ませんか?。



色の世界 って 面白い ですね。 :) 。



この絵、 流石に、何回も弄り廻したので、
そろそろ、静かに、お休み戴こうか と思います。  合掌。.  :) :) 。



0 件のコメント:

コメントを投稿