2018年5月27日日曜日

MGT#0137 富貴蘭 の 世界

古典園芸の世界にどっぷり浸かって ... 。
はい。  富貴蘭 の 世界 です。

風蘭の 変わりもの ですが、
ご愛好家さん達は この様な楽しみ方 をしています。 :) 。
p:1.




今から3年前の
第66回 日本富貴蘭会品評会 を訪問した折に、撮影したコマから、
コラージュして見ました。

富貴蘭 の 世界 です。


嘗て言われた 蘭観萬 らんかんまん 蘭/観音竹/万年青 。
蘭 の一角である 富貴蘭 の、
江戸時代から引き継がれる銘品の夫々です。


簡単に解説を入れて置きましょうか。

左上から、

大江丸縞 (別格稀貴品 覆輪気味!)、
羆 の根 (ルビー根 普通は茶色に濁った薄緑色)、
王覆輪 (皇覆輪 すめら覆輪 = 富貴殿)、

花もの(? 猩々 or 朱天王) 赤花(普通は白)、
羆 (別格超々稀貴品)、

富貴殿 (代表品種 別格稀貴品)、
会場の様子、
青海 (大昔の鑑賞方法! 大切にね)、

です。

凄いですね。
憧れの 銘品 が一堂に会して並んでいます。 (いました。)






嘗て、少し、凝った事があるのですが、
知っているから、余計に、その凄さが分かります。

自分は、裾もの ばかり 集めては、枯らして、 の繰り返しで、
可哀想なので、
もう、残った数鉢を細々と眺めているだけですが ... 。 X( 。
そして、 ここにある様な 立派なもの ではありません。 X( 。X(



同じ様に、江戸時代から 引き継がれる 盆栽 は世界的な広がりを見せていますが、
そう、 日本には こんな世界もあるのだと!。

古典園芸に数多の分野はありますが、
往時の品種がそのまま温存されているのは、富貴蘭 が一番多い気がします。
通常は、 多くの品種が消えて行き、往時の銘鑑に名を残すのみ、 だからです。

細々と熱狂的な愛好者によって引き継がれて行く世界があってもいいじゃぁないですか!。
実際、そうした先人のお陰で、今も、彼らはその姿を今に留めています。 :) 。



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