2018年1月12日金曜日

MGT#0129 紅白 色は難しい!

正確に色を出そうとすると かなり 難しいですね。
例えば、紅白。

ワンショットで 双方の色を 再現するのは、
きっと、 無理! なのだと思っています。 :) 。
p:2.




別 Blog で公開した 紅白 をテーマにした 絵。
少し、手を入れ、それらしくしたのですが、
白は 白ではないし、
赤は 赤ではありません。

色の再現性 を考えた時、こうした 性格の異なる色たち には頭を抱えてしまいます。
両方を きちっと 表現するのは 不可能 でしょう。

勿論、
今回、これから、編集で示す様に、
撮影後の画像編集で これを 補う事は可能です。
しかし、
撮影時に、双方の色を両立させる 露光値 は ... 。
無い筈 です。

白は 白らしからぬ色になり、
赤は 赤らしからぬ色になる、
それが 宿命 です。

露光オーバーで それらしくなる色と、
露光アンダーで それらしくなる色と、
の 組み合わせ だからですね。

画面全体でトーンを調整しても無理があります。
トーンカーブを弄っても、他の色に影響が出てしまいますし ... 。
RAW から ホワイトバランスや彩度を調整する事も可能でしょうが、
他の色が引き摺られて化けてしまうのが怖いですし ... 。
結局、 部分部分で操作する事になる筈です。


では、
全体のコントラスト等を ほんの少し 弄ったもの (MTT) と、
部分毎で 誇張気味に 調整したもの(MGT)を示しましょう。


MTT

MTT#0455 紅白 祝い事の印


MGT




やはり、
色は魔法であり、
色は魅力的な反面、
悩みの種でもある!。

それが結論でしょうか。

つまり、画像編集の 答え は 無数に有る 事になります。
きっと、後日に最初から手を入れれば 別のものが導かれるでしょう。

さて、
両者を並べて比較すれば、
前者(MTT)は明らかに色が濁っていますが、
馴染み深い 色表現 であったりします。
永く、写真に染まって来た身からすれば、
後者(MGT)の様なものは 多少の 違和感 を覚えるものです。
だって、
絶対に一緒に再現出来ない複数の色が同居するからでしょうか?。
より実物に近い筈なのに ... 。
戸惑い。
それはないよ! と言った 妄想 が 襲う事に ... 。 :) 。



参考迄に 。
この Blog は 濃い灰色背景にしているので、.
白や赤の色が締まって見えています。
白背景で見較べれば、更に、色の差は開く事になりますね。.



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